駐車場に停めてあった車がぶつけられる
とある金曜日の夕方、僕の働いている会社へ隣の会社の人が飛び込んできた。
「駐車場に置いてあるシビックって誰のですか?」
おや?それは僕の車じゃないか。
なんだろう?搬入とかで邪魔だからよけてほしいとかそういうお願いかなと思ったんだけど、実際は予想外のことだった。
「うちの社員が車ぶつけちゃったんだよね〜」
おぉ!?まじか!
それはビックリだ!
とりあえず外に出て車を確認してみると、確かにぶつけられていた。
塗装もハゲ、バンパーもちょっとズレている。
相手の車は黒で僕のは白。相手のバンパーにも白い塗料がついていた。
幸いなことに、この車は僕にとって愛着もないし、次の車検までには廃車にし新しい車に乗り換える予定だったので特にショックは受けなかった。ちなみに平成13年シビック。
そんなことより相手の方(Aさんとします)がかなり動揺しており、そっちのほうが可哀想に思ってしまったぐらいだ。
次の車検までに廃車にする予定だったんで全然気にしないでくださいと言っておいた。
そしてこれはどうしたものかという話しに。とりあえずバンパーも若干ずれてしまったし、一度修理見積もりを取るという話でこの日は終わった。
ちなみに会社私有地での事故なので警察には連絡しませんでした。
とりあえず、ディーラーに修理見積もりしてもらう
日曜日
その週の日曜日に自宅から一番近いホンダ正規ディーラーに足を運びました。
「駐車場で車をぶつけられてしまったので修理の見積が欲しいのですが。相手の保険で直してくれるそうです。」と伝える。
工場長が対応してくれたのですが、事故った時自分が車に乗っていたのか聞かれました。
乗っていないと答えると「100:0ですね〜」とのこと。
そして綺麗なショールームでアイスコーヒーを飲みながら見積もりを待つ。
事故ったバンパー部分の写真撮影などしているのがちらちらと見えました。
見積結果はバンパー交換などで
約10万8000円(税込)。
おぉ、意外とするもんだ。修理した場合どのくらいの期間がかかるか聞くと1週間〜10日間とのこと。
その間の代車費用なども全て保険会社から出ますよとアドバイスされる。
保険屋さんとの初めてのやりとり
月曜日
隣の会社のAさんとお互いの電話番号を交換しました。
どうしますか?と言うので、「とりあえず修理の見積はとってきたので、保険屋に連絡お願いします」と答える。
お昼ごろ、Aさんから携帯に電話があり、「先程保険屋に連絡したので折り返し電話がくると思います。」との事。
早速13時過ぎに保険屋さんから連絡がくる。
相手の保険会社は東京海上日動でした。
担当は女性の方で(Sさんとします)とても落ち着いた声で印象は良かったです。
事故った本人でもないのにすごく丁重に謝罪されました。
なんか逆に申し訳ないくらい。
で、本題。
どうされますか?と。
どうされるってなんやねん?と思ったが、とりあえずディーラーで修理見積もりをもらってきたことを告げる。
「では、修理をされますか?」と聞かれたので、修理はせず損害賠償として請求しますときっぱり伝えた。
1年以内に車を買い換えるつもりだったし、直すよりは次の車の資金にしたほうが良いと思ったからだ。
正直こういう経験は初めてなので、車を修理しないとお金もらえないのかな?とかそんな不安があったのですが・・・
全くそんなことはありませんでした。
Sさんは「わかりました」と了承し、見積書を作ったディーラーの連絡先と、その際写真は撮影したかと聞かれたので、たぶん写真は撮影しているはずと伝えました。
最後に「ディーラーに修理する予定はないと伝えてよいか?」と聞かれ、一瞬うーん?と考えてしまったが、紛らわしい事を言って面倒なことになるのも嫌だったので、ディーラーにはきっぱりと修理するつもりはないと伝えて良いと言いました。
正確な金額がだせない
火曜日
午後1時過ぎに東京海上日動のSさんから携帯に留守電が入っていた。着信に気付かなかったようだ。
なので、僕の方から折り返しSさんへ電話をかける。
Sさんにつながると、電話代がかかるので一度切って折り返し電話すると言われたが、定額通話なのでこのままどうぞと話しを続けた。
電話の内容はこうだ。
「ディーラーから提供された写真だけでは、正確な金額を出すことができない」とのこと。
えええぇ!?じゃぁ、どうすんのさ?
「バンパーをはずして中を確認、写真を撮りたい」と。
それをディーラーでやってもらうと、もちろんその作業賃がかかるわけで。
しかも修理をしないと決めているのに、わざわざバンパーをはずしてとか超無駄な作業になる。
そして耳を疑うような事を問われる。
「知り合いやお友達にバンパーを外して、中の写真を撮影できる方はいませんか?」と。
僕は「いやーそういう整備できるような知り合いや友達っていないんですよねー」と答えた。
すると「そうですかー。ではまたなにか考えて進展があればご連絡します」と言って電話は切れた。
電話が切れたあと、よくよく冷静に考えてみるとおかしな話ではないだろうか?
なぜ、僕が知り合いに頼んでバンパーを外して写真を撮影しなくてはいけないのか?
例えそんな知り合いがいたとしても、その人の手間だってあるだろ。知り合い・友達なら無料で頼めるとでも思っているのだろうか。
そもそもこっちは車ぶつけられて被害を被っているのに、なんでそんな面倒なことをしなくちゃいけないんだよ・・・
なんだか、イライラしてきました。
しばらくするとまたしても東京海上日動のSさんから電話があった。
ひとつご提案があるとのこと。
おいおい、さっきのがダメだったら今度はどんな提案だよ?
正直カチンと来ていたので僕の電話の対応もちょっと声低めでイラつきを醸し出し始めてます。
東京海上日動の提案とはこういうものでした。
「バンパーはずしに協力してくれる提携自動車工場が見つかったので、大変申し訳無いがその工場まで車を持って行ってくれないか?ガソリン代や時間を拘束してしまうのはわかっているのだが、そこをなんとかお願い出来ないか」との事。
もちろん即答キッパリお断りした。
そんな手間のかかる面倒なことはできないと。
追い打ちをかけるように「北区に工場があるんですけど、お住いはどちらですか?」と聞かれた。
近かろうが遠かろうがそんなもん行かない。絶対行かない。なんなんだこの提案は。
これをしたからと言って僕になにかメリットがあるというのだろうか?逆にデメリットしかないだろ。
保険屋の都合に付き合っていられるほどいい人でも暇人でもないんだが。
しかし、僕のこの返答には保険屋も困ってしまったようだった。こういうケースは初めてだとも言っていた。そしてまた明日連絡するとのこと。
「早く終わらせたいのでよろしくお願いしますね!」と言って電話をきりました。
正直、ちょっと面白くなってきました。
ここまでのやり取りで、今後の僕の東京海上日動に対する対応の方向性は決まった。
・こちらとしてはディーラーへ行って正式な修理見積もりをもらっている。東京海上日動の写真鑑定では金額が決められないというが、そんなもの僕には全く関係ない。ディーラーの人間が実際に車を見て、修理費用はこれだけかかると判断したわけだから、そのとおりにすればいいのではないか?僕があえてディーラーに高く見積もらせたわけでもなんでもない。ディーラーが見積もった金額で僕は納得して事故の件を示談とすることができる。
・被害を被った側なのに、自分でバンパーはずしに行って写真を撮影してくれとかいう東京海上日動にはカチンときたので、今後どんな提案にも対応したくない。
さて、明日はどんな連絡がくるのだろうか・・・。
加害者のAさんと・・・
水曜日
この日はなんと携帯電話を家に忘れてきてしまった・・・
きっと午後から東京海上日動のSさんから電話が入っていることだろう。
でも、まぁいいや。一日あいだをあけて一旦落ち着こう。
仕事が終わり会社を出るとちょうど加害者のAさんと会った。
「保険屋との話どうなりました?」と聞かれたので「ちょっと難航してます・・・」とこれまでの経緯をお話した。
Aさんと一緒にいた同僚の方も話を聞いていたのだが、東京海上日動ちょっとおかしいんじゃないの?と言っていました。
Aさんは大変申し訳なさそうに謝ってくれました。もう、こういうの嫌だからさっさと終わりたいと思いました。
帰宅してガラケーを見るとやはり留守電にSさんの伝言が入っていた。
「後日また連絡します」とのこと。
東京海上日動の担当者が変わる
木曜日
東京海上日動のSさんより電話あり。
車の査定担当者が写真だけじゃ正しい判断ができない(修理金額を下げようとしているわけでなく、あくまで正確な被害状況が知りたいという事らしい)。
なので、車を自社提携工場に持ち込んでくれないかという協力のお願いを再度された。
しかし、それはあくまで東京海上目線での話であり、こちらとしては正規ディーラーに持ち込んで実際に工場長に見てもらって正しい見積をしてもらっている。
もちろん修理費をつりあげようなんてこともしていない。という主張をした。
ディーラーで見積してもらった額で納得して示談できる。と伝えておいた。
東京海上日動に協力するつもりはないとも。
さて、どうなるか・・・
本日二度目の電話がくる。
しかも担当者が変わった(女性 Tさんとします)。
社内的な都合で担当者がかわりましたと言っていたが、
恐らく相当やっかいな奴扱いされているのだろう。
Sさんより経験値が高いTさんにバトンタッチといったところなのか?
肝心のお話しのほうだが、言っている事はSさんと結局同じ。
北区にある工場に持って行ってほしいと。
それじゃないといつまでもお支払いできない状態が続くと。
ずっとご迷惑をお掛けすることになると。
法律的に被害状況を立証する必要があるのでどうしても必要だと。
被害者といえども立証しなくてはいけないと。
前の担当者よりしつこく手強い感じだった。
僕も正直かなりイライラしてしまい、強い口調で色々訴えたのだがほぼ無意味だった。
バンパー外しに協力してくれの一点張り。
結局、明日また電話くれと言って切りました。
ここまでで感じたのは、もうこれはバンパー外しに協力して内部の状況を確認するしか話が進まないなと思いました。
ディーラーの見積はバンパー内部にまで及んでいるが、たしかに正確な状況を確認するにはバンパーをはずして確認するのがよいだろう。
東京海上日動の言い分もわからなくないが、修理するつもりはなくそのままでいいのにわざわざ外して確認するか?
正規ディーラーの工場長が被害状況をチェックして見積してくれたものは、今回の場合無意味だったようです。
わざわざディーラーに出向いたのに無駄足だったんだな。
東京海上日動のルールや法律的なものもあるらしいので、もうここは話を進めるためにもバンパー外しに協力することに決めました。
ただし…
過失ゼロの僕がなぜ東京海上日動指定の工場にわざわざ車を持ち込まなければならないのでしょうか?
ガソリン代と貴重な時間を使って、なぜ行かされなければならないのかどうしても納得できないのです。
バンパーを外して中の状況を確認するのはかまいません。
仮にディーラー見積額より金額が下がろうとかまいません。
ただ、ガソリンと時間を使って指定の工場に行かされるのが気に入りません。
こちらに非は全くないのですから、東京海上日動の都合に合わせて車を持って行くなんてありえないと思うのですが・・・
バンパーをはずして中を確認したいのなら、「工場に車を持って来てください」ではなく「車を引き取りにいきます」じゃないのでしょうか?
僕の考え方は間違っているのでしょうか?
まぁ、ちょっと意地になってごねてる感はありますけどね。
そこは自分でもわかってます。
明日の話し合いに向けて考えていること。
・ホンダ正規ディーラーに積載車で車を運んでもらう
・ホンダ正規ディーラーにてバンパーを外し確認・撮影してもらう(東京海上日動指定工場は使わない)
・もし、作業に時間がかかるようであれば代車をだしてもらう
・上記の条件が飲めないのであれば「日本損害保険協会」に相談してみる
さて、明日はどのようなお話になるのでしょうか。
バンパーはずしに協力することにしたが・・・
金曜日
午後、Tさんより電話がくる。
「ご検討いただけましたでしょうか?」ということで
「今までの話しをまとめると、ホンダディーラーの見積と写真では不十分だということで、バンパーを外して確認するということですよね?わかりました。バンパーを外すことは協力します。」と答える。
Tさんは安心したようで「ありがとうございます!それでは来週か再来週にあいている時間はあるでしょうか?」と聞いてきたので、すかさずこう言った。
「できれば、見積をもらったホンダディーラーでその作業をしてほしいのですが。あと、車を持っていく時間もないので、積載車で会社まで車を引き取りにきてください。作業が終わったらまた会社まで運んで欲しいのですが・・・」
すると、Tさんは難色をしめしました。
「そうなると、ディーラーさんの費用が発生してしまうのですが・・・」
僕「いやいや、別に費用が発生しても僕には関係ないですよね?」
その後もTさんは「おそらくそれは難しい…」という言葉のみ。
どうやら、被害状況を確認するためだけに積載車まで用意してディーラーで作業させるのは費用がかかってしまい、それは別問題との見解だった。
素人の僕としては、事故が原因でこういう話になっているのだから、それに係る費用は全て保険会社が受け入れてくれると思っていたので意外でした。
「ディーラーじゃないと不安なんですが。」と訴えるも、弊社提携の工場は信頼できる工場なので、そちらでお願いできませんでしょうか?と言われる。
しかし、東京海上日動提携の工場だから信用できないとしか思えない自分がいる。
とりあえずTさんがホンダディーラーに相談してみると言うので、そこで電話は終わった。
ホンダディーラーと一体どんな交渉をするのかわからないが、おそらく「ダメでした。」という返答が返ってくるの簡単に想像できるよな〜。
さて、そしたら次はどうしようか。
ほどなくして、携帯に着信があったようだが仕事をしていて気付かなかった。
うーん、なんか今日はもう話し聞くの面倒だから放置しておきます。
また来週のお楽しみってことで。
日本損害保険協会に相談
月曜日
なんだか自分の判断だけではなにをどうすればスムーズに行くのかわからなくなってきたので、日本損害保険協会に相談の電話をいれてみた。(http://www.sonpo.or.jp/useful/soudan/adr/)
ちなみにここの「そんぽADRセンター」は通話料が有料です。ナビダイヤルというものを使っているようです。
僕はauの定額通話プランだからいくら使っても定額だぜー♪とか思ったら大間違い。どうやらしっかりかかるらしいです。
なので、小さく掲載されている地区ごとの直通電話にかけてみる。
多分これなら普通の電話番号だし定額通話内でしょう。
そんぽADRセンター 一般電話番号
北海道:011-351-1031
東 北:022-745-1171
東 京:03-4332-5241
北 陸:076-203-8581
中 部:052-308-3081
近 畿:06-7634-2321
中 国:082-553-5201
四 国:087-883-1031
九 州:092-235-1761
沖 縄:098-993-5951
電話をかけるとまず自動応対アナウンスが流れる。
お客様のお名前・住所・電話番号をお聞きしますという事と、通話内容は全て録音させて頂きますという事。アナウンスが終わると通常の呼び出し音がなり、担当者に一発で繋がった。
担当者は男性でそこそこ年齢が上の方のように感じた(Kさんとします)。とても落ち着いたしゃべり方で印象は良かった。
まず、氏名・住所・電話番号を聞かれる。
そのあと、人身か物損かをきかれる。
物損と答え、これまでの経緯を簡潔に説明した。
その説明を聞いた上で担当のKさんが出した考えとしてはこうだ。
・東京海上日動が懸念しているのは、バンパー内部に実は見た目より大きな被害が及んでいるリスク。あとでその請求をされても困るため、きっちりバンパーを外して確認したいのではないかということ。内部に被害が及んでいる場合賠償金額はもちろん上がる。
・仮に内部に被害があっても、その分については一切請求しない。ディーラーで見積をもらったもので納得している。という意思をしっかり伝えればそれでいいのでは。
ということだった。
修理を実際にすれば、ディーラーへの工賃とその間の代車代なども発生するため、東京海上日動としても修理せずにディーラーの見積を賠償金として払って終わったほうがお金かからなくていいのではないのだろうか?
日本損害保険協会に相談をして東京海上日動に対する答えがハッキリしたので、今日電話がかかってきたらハッキリと自分の考えを述べようと思う。
そんぽADRセンター北海道管轄のKさんには感謝してます。
午後2時頃、東京海上日動のSさんから電話。
先週の続きの話だが、ディーラーはもちろん提携工場すら車を取りに来ることはできないとの返答。
修理もせず、バンパーはずしのみだけで車を引き取ってという事はできないらしい。
そりゃ工場にとったらそうだろう。まったくうまみがない。
だからといって俺がガソリン代と時間をかけて行かなくちゃいけないっておかしくないの?一度は正規ディーラーに行って見てもらっているのにさ。
そこで損害保険協会のKさんのアドバイスをもとにこう繰り出してみた。
「バンパーの内部に予想以上に被害があり、あとでその請求をされても困るからバンパーはずすんですよね?」と、するときっぱりとこう言われる。
「いえ、そうではなくてディーラーさんの見積ではバンパー内部の部品も計上されているのだが、それはバンパーをはずさないとわからないことなのではずす」と。
工場への持ち込みが無理なのであれば、担当者が伺って実際に車を外側から見て査定しますとのこと。
その場合、金額は恐らく結構下がりますとのこと。
というか、どっちにせよディーラーの見積よりは下がってしまうんだろうな。それが狙いなんだと思うけど。
ディーラーの見積が無駄に高いとは言わないが、写真と外側だけではどうしても正確な判断がつかないので、バンパーはずしは必須だということを何度も説明された。
明日電話をこちらからしますと言って、納得いかないまま電話をきる。
とりあえず日本損害保険協会のKさんに電話。電話中だったので折り返し電話をもらうことに。
しばらくしてKさんから電話がかかってきた。
先ほどの東京海上日動との話しを説明する。
東京海上日動としては「バンパーの内部に予想以上に被害があるのを懸念しているわけではなく、逆に不必要な見積があるのではないかと懸念している」という事を伝えると、「あ〜逆のパターンですかー」と。そういう話になると工場に持ち込んで検証してみるしかないかもしれないという悲しい返答・・・
ただ、バンパーを外すのが面倒であれば、ディーラーの見積担当者に連絡して、どの部分がいらないかなど話し、あとは保険会社との修理代金の歩み寄りをする方法もあるということでした。
なんかもう疲れたわ。
これ、もしかして修理しないって言っちゃったのが面倒くさくしている原因なんだろうか?
修理しないけど、修理するって言って、ディーラーさんには今はまだしないとか言って、保険金は自分の口座に振り込むようにしておけばこんなことにはならなかったんでしょうかね?
さて、あとでディーラーさんに電話してみるかね・・・
午後16:30頃ドキドキしながらホンダディーラーへ電話。
なぜドキドキするかというと、修理もしないのにホンダディーラーにとってはなんもうまみのない客が、保険屋とのトラブルで電話していいものか・・・と引け目を感じているからなのだが。
その思いはあっさりといい意味で裏切られた。
見積書を作ってくれたのは工場長のYさん。
Yさんにこれまでのいきさつを簡潔に説明すると、「それはちょっとひどい話しだね。僕がその立場ならかなり怒っていると思うよ。」というコメント。
自分の出した見積書に保険屋がいちゃもんつけているのもちょっとイラッときていたようで、こんな事を言いだしたのだ。
「車持ってきてくれるならバンパーはずして写真とって、保険屋に説明しときますよ!」と。
しかもタダで。
え?え?なんでそんなお金にならないことしてくれるの?
もちろん東京海上日動から紹介されたところは使わず、信頼のできるディーラーさんに頼むことにしたわけです。
とりあえず次の日曜日に車を持ち込むという約束をして電話を切る。
Yさんが神に思えた瞬間でした。
ホンダディーラーさんにてバンパーはずし
日曜日
約束の日曜日。午後15時近くにホンダディーラーへと向かった。
店に入ると工場長のYさんがおり、さっそく車を預ける。
バンパーを外して写真撮ってもらうだけで帰るなんてとてもできないなと思い、ちょうどオイルを交換したい時期でもあったので、オイル&フィルター交換をお願いした。
2階の待合室で雑誌を読みながらしばし待つ。
しばらくするとYさんがやってきて、撮影した写真をプリントアウトしたものを見せてくれた。
ぶつけられた衝撃でバンパー内部の部品も若干曲がっているというものを見せてくれた。
これを東京海上日動に転送しておいてくれるらしい。
「今日はわざわざご来店ありがとうございます。オイル交換までしていただいてありがとうございます!」と言われたが、本当にありがとうと言いたいのはこちらですから!
たぶんこういう事がきっかけで次は新車でホンダ車を買おうって考えるようになるのかもしれない。
見積書どおりの金額が支払われることに!
火曜日
午前9時30分きっかり、東京海上日動より電話がある。いつもは午後だったのに今日は早い!
電話にでると担当のSさん。
「おはようございます。そしてご協力いただきありがとうございます。ホンダカーズさんより写真を頂きまして、見積書どおりの金額が出ました。」とのこと。
正直、またなにか面倒な事を言われるのではと心配していたので、あまりのあっけなさに逆にビックリしたわ。
で、ここからの流れとしては自宅に必要書類が郵送されてくるので、それに記入して保険屋もしくは加害者からお金が振り込まれて終わりになるということでした。
ちなみに、修理はしないという事なので、見積金額から消費税を差し引いた分が僕の口座に入金予定です。
やっと終われます・・・。
最後に・・・
結局は最初の見積書どおりという事で結末を迎えたわけですが、損害保険会社としては1円でも少なく・・・というのが彼らの仕事なのだと思います。
ただ、今回の東京海上日動の対応は被害者にとってはすごくストレスを感じるものでした。
最後に僕が思ったのは、「自動車保険を選ぶときには、東京海上日動という会社だけは絶対にない!」という事でした。
友人に相談してみたところ、東京海上日動でもめたことのある人が結構多いという事でした。ネットでの評判みてみると、、、すっごく出てきますね・・・東京海上日動サイテーという話題。
とりあえず、個人的におすすめしない自動車保険会社は「東京海上日動」で決まりです。
(ある意味味方につけると最強とも言えますがw)
自動車保険の見直しに…
「自動車保険一括見積もりサービス」という便利なサービスがあるのをご存知でしょうか?
最短5分で最大20社の見積りが一度に取り寄せられ、簡単に各社の補償内容・金額を比較することができます。
私も実際使ってみましたがかなり便利ですね!
おかげで自動車保険でかなり節約することができました。
自動車保険の保険料に不満がある方や、違う保険会社に乗り換えたい方は是非お試しください♪
利用者900万人突破したという信頼できるサービスなので安心です。
それではまた!