自動車

雪道でスタック!FR車(FF車)に乗るなら用意しておくモノ

2017年12月16日

雪道

こんにちは!

北海道で冬でも元気にFR車に乗っている僕です。

現在12月中旬なんですが早速2回もスタックしてしまいました・・・

やっぱり雪がドカッと降るとFR車(二輪駆動)は辛いものがありますねぇ。

本当は冬用にジムニー的なセカンドカーがあればベストなんですが、そんな経済的余裕はありませぬ。

 

先日のスタックエピソード

先日ドカ雪が降りまして、帰宅するためとりあえず道路に出ようとした瞬間はまりました。

当然除雪前なので、いろんな車が走った後はぬかるみ状態。

駐車場から道路へ出るところが特にひどくて、車高も低い車なのでゆっくり出たところ速攻ではまりました・・・

あとで聞くと、この日はトラックなどいたるところで雪にはまって立ち往生していたようです。

今思えばちょっと勢いをつけて道路へ出れば乗り切れたと思うのですが、ゆっくり出たのが敗因でした。

ちょうど斜めになって道路に立ち往生。

こりゃやべーと焦る気持ちを抑え冷静に脱出を試みなければなりません。

まずはゆっくりと車を前後に動かしてタイヤ周辺の雪を踏み固めつつ、頃合いを見計らって振り子の原理で脱出します。

この戦法で去年は乗り切りました。

が、今回はまったく脱出できませんでした。

ちょうど通りかかった高校生4名とおじさんが「車を押しますよ!」とありがたい言葉をかけてくれたので押してもらいました。

が、男子高校生4人+おじさんの力をもってしても動かず、もうすでに後輪がどんどん雪に埋もれてしまった感じです。

こうなってしまってはかなり厳しい状況。

さて、ここでスタック脱出用のアイテムをトランクに積んでいたことを思い出し早速使ってみました。

去年購入したのですが、去年は使う事無く今回はじめて活躍の場がやってきました!

そのアイテムとはスノーヘルパー(強化プラスチックの板)。

ギザギザの突起がタイヤに食いついて脱出するアイテムです。それと小型のスコップも積んでいたので、タイヤ回りの雪を掘って、スノーヘルパーをタイヤと地面の間に突っ込んでセットしました。

これで抜け出せる!

そう信じてゆっくりアクセルを踏みます。

が・・・タイヤは空転するばかり。

なにこれ全然ダメやん。

頼みの綱も引きちぎられ、いよいよJAFしかないか・・・と考えはじめたところ

向かいのアパートで除雪していたお兄さんが声をかけてくれました。

「僕、このエクストレイルですけど、なにかお手伝いしますか?」

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

もうこれは引っ張ってもらうしかない!

僕「ありがとうございます!申し訳ありませんが引っ張ってもらえますか?」

お兄さん「あ、でもロープ持ってないですよ」

僕「大丈夫です!僕、持ってますんで♪」

というワケで、結局は他の車にけん引してもらって脱出しました。

10年くらい前に購入した、けん引ロープが初めて日の目を見た瞬間でした。

いや〜、しかしみんな本当に優しい人達ばかりで感動してしまいました。

通りがかりの高校生とおじさん。そしてエクストレイルのお兄さん。

本当にありがとうございました!

 

雪道でスタックした場合、自力で動かす方法とは?

ゆっくりとクルマを前後に動かしてタイヤ周辺の雪を踏み固める

まずはこの方法で脱出を試みます。

ゆっくり前に、そしてブレーキ。

バックにギヤを入れてバック。そしてブレーキ。

そしてまた前への繰り返しで踏み固め、振り子の要領で最後に勢いをつけて脱出します。

意外とこれでいける場合が僕の場合は多いですね。

 

スコップを使ってタイヤ周辺の雪を取り除く

スコップもトランクに積んでおいたほうが絶対にいいです。なにかと役立ちます。

いざという時スコップがあるとかなり心強いですね!

折り畳めるものもありますので、コンパクトにトランクにしまっておけます。

 

駆動輪とタイヤの間に緊急脱出用のスノーヘルパーなどを入れる

今回の場合スノーヘルパーは全く役立ちませんでした。

スノーヘルパーは見た目的に効きそうな気がするのですが、意外と使えないアイテムかもしれません。

ヘルパーより実は布のほうが全然効果あります。

先日2度めのスタックを自宅前でやってしまったのですが、スノーヘルパーはこの時も役立たずでした。

試しに2枚のバスタオルを左右の後輪タイヤに厚めに入れてみたところ脱出に成功。

薄っぺらくタイヤの下にひいた時は全然動かなかったのですが、折り重ねるように厚めにすることでタイヤがタオルに乗り上げてなんとか脱出できました。

はっきり言ってスノーヘルパーよりバスタオルのほうが役立ちます。スノーヘルパーとバスタオルを併用すると効果大かもしれませんね。

 

横滑り防止機能をOFFにする

普段はとても心強い横滑り防止機能ですが、スタックしてしまった時は逆効果になる場合があります。

抜け出したいのに勢いつけたいのに、横滑り防止機能が介入して思ったようにタイヤが回ってくれません。

そんな時はOFFにしましょう。アクセル踏んだ分だけタイヤが思いっきり回るので、場合によってはこれであっさり出られることもあります。

僕の車の場合(BMW)、DSCが常に介入していますので、このボタンを長押しするとDSCが解除されます。

この状態で雪道を走ると非常に危険なのですが、スタックした場合は結構有効です。

脱出した後はもとに戻すのを忘れないように!

横滑り防止機能はメーカーによって呼び名が色々です。

トヨタ→VSC
日産・スバル→VDC
マツダ・BMW→DSC
ホンダ→VSA
三菱→ASC
スズキ・アウディ→ESP

 

最終手段は他の車にけん引してもらう

いろいろ手をつくしてもどうしても抜け出せない。

そんなこともあると思います。

そういう時はけん引してもらうしかありません。

自動車保険についているロードサービスやJAFを呼ぶのも手ですが、もし近くに人がいれば引っ張ってくれるかもしれません。

そういう時に備えてけん引ロープを用意しておくのもいいと思います。

今回はそれで助けてもらったので、本当に用意しておいて良かったなと感じました。

 

まとめ

北海道などの雪国で二輪駆動車(FR車、FF車)に乗る場合はやはり四輪駆動車に比べて不利な場合が多いです。まぁ、四駆でもスタックする時はしちゃいますけどね。

一旦走り出してしまえば四駆も二駆も変わらないのですが、やはり発進時と除雪していない道を走る時は四駆が羨ましくなりますね。

大雪が降った日は除雪が入るまでは極力自動車に乗らないのが一番ですが、どうしてもという時はスタック対策アイテムを用意しておきましょう。

今のところ一番役立つと思ったのはバスタオルですね(笑)

スノーヘルパーを購入するより、家にあるちょっと古めのバスタオル2枚をスノーヘルパーとしてトランクに積んでおくと安心感ありますよ。

タオルなどの布がない時はフロアマットなども有効なようです。

ですが、どうしてもタイヤの下にひいて回転させると傷みます。

実際バスタオルも穴が空きましたし・・・びっくりしました(笑)

それでは冬も良いカーライフを♪

 

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