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昔の写真をデジタル化!スマホがスキャナーの代わりになる「フォトスキャン by Google フォト」が便利

2019年2月24日

こんにちは。

写真などの印刷物をきれいにデジタル化したい時ってありますよね。

今ははじめからデジタル化されているのが当然の時代なので、そういう機会もそうそう無いとは思いますが、例えば自分が子供の頃のアルバムをデジタル化したいとき(昭和生まれのおじさんなのでw)。

そんな時は、スキャナーという機械を使います。

エプソンやキャノンのものが一般向けに売られています。

ですが、こんなスキャナーなんておおがかりなもの持ってないよって人の方が多いでしょう。

あったら便利だろうけど、まぁそこまで必要としていない。

仕事で印刷物を取り込む事が多い人なら必須かもしれませんが、一般家庭にはなくてもいいかもしれません。

 

スキャナー代わりのお手軽スマホアプリ

こどもの頃のアルバムがあるのですが、このアルバムの写真をいつでもパソコンやスマホで見られるようにデジタル化したい。

スキャナーが無い場合、もしくはスキャナーを持っているけど使うのが面倒な場合。

とても良い方法があります。

それはスマホでスキャンするという方法です。

スマホのカメラを使うのですが、標準のカメラアプリで印刷物を撮影して終わりということではありません。

標準カメラアプリで撮影しただけでも一応デジタル化にはなると思いますが、それだと色々と問題が起こります。

これから紹介するスキャンアプリを使うと簡単にそしてキレイに印刷物をスキャンすることができるんです。

それがgoogle謹製アプリ「フォトスキャン by Google フォト」です。

フォトスキャン

Andoroid版とiPhone版があります。

では早速使ってみましょう。

 

印刷された写真を「フォトスキャン」で撮影する

スキャンしたい写真を用意しましょう。

僕は今回、自分が赤ちゃんの頃のアルバムをスキャンしたいと思います。

まずはスキャンアプリを使う前に普通のカメラアプリで撮影するとどうなるのか試してみました。

 

標準カメラアプリ フラッシュ無し

とりあえずフラッシュなしで撮影してみました。

フォトスキャン

僕と母ですね。我ながら赤ちゃんの俺カワイイwというのは置いといて。

全体的に写真が暗いし、天井の照明が写真の一部に反射しているし、自分が写真に反射していてなんだか全然駄目です。

 

標準カメラアプリ フラッシュあり

今度はフラッシュありで撮影してみました。

まぁ、なんとなくどうなるかは予想できますけどね・・・

フォトスキャン

さっきよりは鮮明にキレイに撮れましたけど・・・

当然フラッシュの光が写真に反射しています。

そう、標準のカメラで印刷物。特に写真のような光沢のあるものをフラッシュつけて撮影すると反射が問題になってしまいます。

あと、手持ちで撮っているのでやはり微妙に斜めになってますね・・・

 

「フォトスキャン by Google フォト」でスキャンする

さて、それではフォトスキャンを使って写真をスキャンしていきましょう。

アプリを起動すると普通のカメラ撮影と同じような画面になるので、スキャンしたい印刷物を枠の中に入れて撮影ボタンを押します。

するとフラッシュが自動的について印刷物に照明をあてます。

そしてこのような画面になります。

フォトスキャン

 

印刷物の四隅に白丸があらわれますので、それを画面に表示される▲印の順番通りにスマホをゆっくり動かします。

白丸のところまで行くと進捗メーターが出るのでスマホの動きを止めます。

それを計4回。

秒数にすると1枚あたり10〜15秒あればスキャンできると思います。

そうしてスキャンした写真がコチラ!!

 

フォトスキャン

クリックで拡大

 

いかがでしょうか?

結構キレイにスキャンできていると思いませんか?

特筆すべき点は2つあります。

 

1.フラッシュ問題が解決しています。

常時ライトが付いている状態でスキャンするのですが、スマホを上下左右に移動させている時に複数枚写真を撮っているんだと思います。

そしてそれをうまいこと合成してフラッシュ反射の無い画像を作り出しているようですね。

 

2.自動的にトリミングされています。

標準のカメラアプリではトリミングは自動で出来ません。

フォトスキャンを使うと、アプリが自動的に印刷物の境界を検知して切り抜いてくれます。

また、多少ななめに撮影したとしてもまっすぐに見えるように補正までしてくれるのです。

自動で境界がうまく検知されない場合は手動で四隅を指定してあげればきれいに切り抜き補正してくれます。

フォトスキャン

 

「フォトスキャン by Google フォト」の詳細説明は以下のとおりです。

Google フォトのテクノロジーが詰まった新しいフォトスキャン アプリを使えば、思い出の写真をスマートフォンのカメラでスキャンして保存できます。

完璧な仕上がりに。光の反射も自動で除去

単に写真の写真を撮るのではなく、どこに置いてある写真からでも補正を施したデジタル スキャン画像を作成できます。

- 手順に沿って簡単に画像をスキャンでき、光が反射しても自動的に除去されます

- 写真の端を検出して自動的にトリミングします

- 直線スキャン、長方形スキャンができ、遠近補正機能もあります

- 角度補正機能により、スキャン時の向きにかかわらず写真が正しい向きに保たれます

数秒でスキャン

思い出の写真を手軽にスキャン。写真編集の手間を減らして子供時代などの写真をゆっくり眺められます。

Google フォトで写真を安全に保存。検索も可能

スキャンした画像は無料の Google フォト アプリでのバックアップで安全に保存できます。保存した写真は自動的に整理され、検索もできます。また、ムービー、フィルタ、高度な編集機能などでスキャン画像に生き生きとした効果を追加することもできます。画像のシェアも、相手にリンクを送るだけで手軽にできます。

 

andoroid版アプリのダウンロードはコチラから

iPhone版アプリのダウンロードはコチラから

 

BMW E92のカタログをスキャンしてみた

さて、写真のスキャンには最適なアプリなのですが、他の印刷物は同じように取り込めるのか?

例えば昔の車のカタログとか。

大きさは見開きの状態でおよそA3サイズ。

ちょうど自宅にBMW E92のカタログがあったのでフォトスキャンを利用してスキャニングしてみました。

結果はこんな感じです。(クリックで拡大します)

BMW E92 カタログスキャン

BMW E92 カタログスキャン BMW E92 カタログスキャン BMW E92 カタログスキャン BMW E92 カタログスキャンBMW E92 カタログスキャンBMW E92 カタログスキャン

 

お手軽にスキャンできるとはいえ、やはりお世辞にもキレイに撮れているとはいえませんね・・・

やはり対象物が大きいとそれだけスマホカメラからも距離が必要になってくるのと、スマホが手持ち撮影なのでどうしてもブレ幅が大きくなってきます。

そのせいで歪みはどうしても発生してしまいますね。

アプリが優秀なのでそれなりに補正はかけてくれますがここまで大きなものになると限界が見えてしまいます。

また文字の類はかなり読みづらいですね。

ただ、スマホでここまで出来れば十分という見方もできます。

 

結論としてとしてはやはりこのアプリは、アナログの写真をスキャンするのに特化したものなのでしょう。

カタログなどの印刷物は素直に本物のスキャナーを使うのが一番良いと思いました。

 

というわけでまたね〜♪

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